Microsoft Azureに設置したWeb AppsからiOSへプッシュ通知を送るためにMicrosoft AzureのNotification Hubを利用してみます。（その３）
iOS:8.4.1
Xcode:6.4
Swift:1.2
Mobile Services iOS SDK:1.2.4
前回設定したiOSアプリへ通知を送るための処理をWeb Appsに追加します。
1.テスト通知
前回のiOSアプリを実機でデバッグ実行するとMicrosoft Azure 通知ハブへ登録されます。
その状態でポータルの「通知ハブ」の「デバッグ」でiOSに対して送信することで動作確認が出来ます。
2.パッケージの追加
Visual Studioで「ツール」－「NuGet パッケージマネージャー」－「ソリューションのNuGetパッケージの管理」を選択します。
「Microsoft.Azure.NotificationHubs」で検索しインストールします。
3.コントローラーで通知処理
usingの追加
using Microsoft.Azure.NotificationHubs;
通知処理の追加
// 通知ハブ名
string notificationHubName = "notification-ns";
// DefaultFullSharedAccessSignature
string notificationHubConnection = "Endpoint=～～～～～;SharedAccessKey=XXxxxXXXX9xxXXx9xX99";
// 通知ハブの設定
NotificationHubClient Hub = NotificationHubClient.CreateClientFromConnectionString(notificationHubConnection, notificationHubName);
// iOS payload
var appleNotificationPayload = "{\"aps\":{\"alert\":\"Test Notification\"}}";
// 通知
Hub.SendAppleNativeNotificationAsync(appleNotificationPayload);
4.デバイスを指定して通知
今までの手順ではブロードキャスト（登録デバイス全体）への通知だったため、実際には「ルーティングとタグ式」や「Azure Notification Hubs によるユーザーへの通知」などを参考にデバイスを指定して通知することになります。